ライフチェンジ
交換・買い替え#EV充電

EVコンセントは3kWと6kWどちら?WK4422の仕様と選び方【松戸市】

執筆: 徳永 弘之(合同会社ライフチェンジ 代表)監修: 徳永 弘之(合同会社ライフチェンジ 代表)公開: 2026/11/06約10分で読めます対応エリア: 松戸市・柏市・市川市・流山市
この記事の目次(18項目)

PHEV(プラグインハイブリッド)なら、200V 3kW のコンセント(パナソニック WK4422 など)で一晩あれば充電し切れる計算になります。 電池の大きい EV で「毎日長距離を走り、夜のうちに空から満タンにしたい」という方だけ、6kW の充電器を検討してください。6kW は「コンセント」ではなく、ケーブルの付いた充電器になり、電線・ブレーカー・分電盤の余裕が 3kW とは別物になります。

当社(松戸市)の主な対応は 200V 3kW のコンセントです。6kW の充電器はご相談のうえで可否をお伝えします。金額は EV コンセント工事の費用、相談は LINE で写真を送る/お電話 050-5536-8619 へ。

100V・3kW・6kW の違い

100V コンセント200V 3kW コンセント200V 6kW 充電器
設備一般の屋外コンセントと同じ形EV・PHEV 充電用コンセント(WK4422 など)ケーブル付きの充電器(パナソニック ELSEEV など)
電流(計算上)1,500W ÷ 100V = 15A3,000W ÷ 200V = 15A6,000W ÷ 200V = 30A
回路専用回路が必要専用回路(ガイドブックでは 200V は 20A または 30A 仕様)専用回路(30A 仕様)
向く人非常用。日常の充電には時間がかかりすぎるPHEV、電池の小さい EV、通勤・買い物が中心の EV電池の大きい EV で、毎日大きく減らして夜に戻したい人
当社の対応お勧めしません主対応要相談

100V での充電は、電流は 200V 3kW と同じ 15A でも、電圧が半分なので入る電気も半分です。同じ時間つないで半分しか入らないうえ、既存の屋外コンセントは他の機器と回路を共用していることがあり、EV 充電用の専用回路にはなっていません。

充電時間の計算の仕方

充電時間は、車のカタログにある電池容量を当てはめて、おおまかに電池の容量(kWh)÷ 充電の出力(kW)で見当がつきます。充電の途中で出力が下がる・ロスがある、といった理由で実際はこれより長くなりますが、3kW で足りるかどうかの判断にはこれで十分です。

電池容量(車のカタログで確認)3kW で空から満タン6kW で空から満タン
15kWh5 時間2.5 時間
20kWh約 6.7 時間約 3.3 時間
40kWh約 13.3 時間約 6.7 時間
60kWh20 時間10 時間

実際には毎日「空から満タン」にするわけではなく、その日に減った分を戻せば足ります。1 日 30km 走る車が消費する電気は、電費が 6km/kWh なら 5kWh、3kW で 2 時間弱です。夜 8 時間つないでおける家なら、3kW で 1 日に戻せるのは計算上 24kWh。 これを超えて毎日減らす使い方でなければ、6kW は要りません。

車の電池容量と電費は、メーカーのカタログの値をお使いください。この記事では車種ごとの数字を載せていません。

PHEV なら 3kW で足りる理由

PHEV の電池は EV より小さく、電気だけで走る距離も短い設計です。電池が小さいぶん、3kW でも一晩で満タンまで戻ります。上の表で 15〜20kWh の行がそれにあたります。

逆に、PHEV で 6kW の充電器を付けても、車側の受け入れ上限が 3kW なら 3kW でしか入りません。 車の普通充電の最大出力(kW)をカタログで確かめてから決めてください。

WK4422 の仕様(商品仕様図で確認)

パナソニックの EV・PHEV 充電用屋外コンセント WK4422Q の商品仕様図で、次を確認しました。

項目商品仕様図の記載
定格20A 250V
適用プラグEV・PHEV 充電用プラグ(20A 250V)
電源線Φ2、Φ2.6 Cu 単線専用
アース線Φ1.6、Φ2、Φ2.6 Cu 単線専用
適合法規・規格電気用品安全法(特定電気用品)、JIS C 8303

WK4422 は 20A のコンセントなので、30A が流れる 6kW には使えません。 「パナソニックの EV コンセントは 6kW 対応ですか」という質問を見かけますが、WK4422 は 3kW 用のコンセントです。6kW は同じパナソニックでも ELSEEV などの充電器になります。型番ごとに定格が違うため、「WK44 で始まるから同じ」とは考えずに、型番単位で仕様図を見てください。

取付高さ

取付高さは、2 つの数字を混同しないでください。

  • 内線規程: コンセントの取付高さは地上 30cm 以上
  • パナソニックの推奨: 充電用プラグが差し込みやすい地上 90〜120cm

パナソニックの露出ボックス WK9801 の施工説明書に「内線規程ではコンセントの取り付け高さが地上 30 cm 以上とされていますが、充電用電源プラグが差し込みやすい、地上 90 cm〜120 cm の高さに取り付けをおすすめします」とあります。30cm は規程上の最低、90〜120cm は使いやすさの推奨です。当社は、車の充電口の位置とケーブルの長さを見て、この範囲で決めています。

専用回路・アース・漏電ブレーカー

国交省・経産省のガイドブック(戸建編)には、充電コンセントの回路について「1 分岐回路に 1 受口のコンセント 1 箇所(専用回路)」「接地極付コンセントとして D 種接地工事」「高感度高速形の漏電遮断器による地絡保護」が書かれています。根拠は内線規程(JEAC8001)です。当社の工事はこの 3 点を満たす形で行い、どこに頼む場合でもこの 3 点が入っているか聞いてください。

6kW にすると何が変わるか

3kW コンセント6kW 充電器
本体コンセント(WK4422 など)ケーブル付き充電器
電流15A30A
ブレーカー20A(または 30A)の専用回路30A の専用回路
電線WK4422Q は Φ2・Φ2.6 単線30A 用の太さ。距離で変わるため現地で決める
分電盤・契約空きがあれば増設主幹の容量と契約アンペアに対して 30A 分の余裕が要る
当社の金額標準工事 35,200円〜(税込)現地確認後。本体の種類と分電盤の状態で大きく変わる

契約 50A の家に 6kW を入れると

6kW は 200V で 30A の電流です。家の主幹ブレーカーと契約アンペアに対して、この 30A 分をエアコン・IH・給湯器と同時に使って余裕が残るかを、現地で主幹を見て計算します。足りなければ契約アンペアの変更(電力会社への申請)と、場合によっては主幹・分電盤の交換が要ります。契約の仕組みは電力会社ごとに違うため、ご契約の電力会社にもご確認ください。この計算を電話や写真だけで断定することはしません。

将来 6kW に替えるつもりなら

「今は 3kW のコンセントで、将来 6kW に替えたい」というご相談があります。この場合は、電線を先に 6kW 用の太さで通しておき、コンセントだけ 3kW 用にする方法があります。後から充電器に替えるときに、電線を引き直す手間が省けます。電線の太さは距離で変わるので、現地で決めます。先に太くしておく分の差額は、写真確認の返信でお伝えします。

よくある質問

Q. 3kW と 6kW どちらを選ぶ?

PHEV と、1 日に減らす電気が 24kWh(3kW × 8 時間)を超えない EV なら、3kW のコンセントで足ります。電池が大きく、毎日大きく減らして夜のうちに戻したい方だけ 6kW を検討してください。6kW は車側の受け入れ上限が 6kW 以上であることも条件です。

Q. WK4422 は 6kW 対応?

対応していません。WK4422Q の定格は 20A 250V で、3kW 用のコンセントです。6kW は 30A の電流が流れるため、ケーブル付きの充電器(ELSEEV など)になります。

Q. 電線の太さは変わる?

変わります。WK4422Q の商品仕様図では電源線が Φ2・Φ2.6 の単線専用です。6kW(30A)は 30A 用の太さが要り、分電盤からの距離が長いほど太くなります。具体的なサイズは現地で決めます。

Q. アウトランダー PHEV の充電は?

アウトランダー PHEV を自宅で充電する場合、PHEV なので、200V 3kW のコンセント(WK4422 など)で一晩で充電し切れる計算です。車の普通充電の最大出力と、付属ケーブルのプラグの形(20A 250V)をカタログで確かめてから、当社に写真を送ってください。

Q. 100V コンセントで充電できる?

電圧が半分なので、同じ時間で入る電気が半分です。既存の屋外コンセントは他の機器と回路を共用していることがあり、EV 充電に求められる専用回路・D 種接地・漏電遮断器の条件を満たしていません。日常の充電には 200V の専用回路を引いてください。

松戸市・近隣の方へ

ライフチェンジは松戸市の職人直営の工事会社で、柏市・流山市・市川市・船橋市・鎌ヶ谷市まで伺います。主な対応は 200V 3kW のコンセント(WK4422 など)です。6kW の充電器は、分電盤と契約の余裕を見てから可否をお伝えします。

分電盤の全景・電線を通す道筋・コンセントを付けたい場所の写真 3 枚と、車種(EV か PHEV か)を LINE で送ってください。3kW で足りるかの見立てと、延長・PF 管まで入れた概算をお返しします。

関連記事

参考

  • パナソニック WK4422Q 商品仕様図(定格 20A 250V・電源線 Φ2・Φ2.6 単線・適用プラグ): https://gigaplus.makeshop.jp/tarotodenki/site/densetusizai/WK4422Q.pdf
  • パナソニック EV・PHEV 充電 屋外コンセント用露出ボックス WK9801 施工説明書(取付高さ 30cm 以上/推奨 90〜120cm): https://www2.panasonic.biz/ideacontout/2012/06/07/2012060700090776.PDF
  • 経済産業省・国土交通省「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車のための充電設備設置にあたってのガイドブック」(専用回路・D 種接地・漏電遮断器・200V は 30A ないし 20A 仕様): https://www.mlit.go.jp/common/000233289.pdf

CONTACT

交換やメンテナンスの相談は無料です

松戸市・柏市・市川市・流山市を中心に、写真確認から必要な工事と料金目安をご案内します。型番や設置状況の写真があると確認が早くなります。

LINEなら最短30秒写真だけで相談OK相談無料・営業しませんその日中に返信

RELATED

あわせて読みたい記事

関連する設備やトラブルの記事です。

CONTACT

相談する

迷ったらLINEで写真を送ってください。確認できる範囲で概算と必要な工事をご案内します。

LINEなら最短30秒写真だけで相談OK相談無料・営業しませんその日中に返信
かんたん料金シミュレーション
LINEで写真見積り電話相談する
フォームで相談する
5.0口コミ125件施工事例64件